営業会議の基本

1. 営業会議の目的は状況を正しく把握し、次の行動を決めること

営業会議は「報告の場」ではなく、

課題を明確にし、打ち手を決める場 です。

目的が曖昧になると、

・長いだけの会議

・責任追及の場

・数字読み合わせ

になってしまい、生産性が下がります。

2. 会議前に「共有すべき情報」をそろえておく

準備不足の会議は混乱を生みます。

事前に情報を揃えるだけで会議の質が劇的に上がります。

最低限そろえるもの

 月次数字(売上・受注・進捗率)

 パイプライン(主要案件の状況)

 課題の仮説

 次回までの行動予定

 会議用のデータ(事前共有が理想)

会議中に初めて資料を見ると、議論が浅くなります。

3. 報告は「事実 → 解釈 → 次の行動」で整理する

営業会議でありがちなのが、

「長い説明」「背景ばかり」「言い訳混じりの報告」。

これを防ぐための型がこれです。

1) 事実(何が起きているか)

2) 解釈(なぜそうなっているか)

3) 行動(次に何をするか)

この型に統一するだけで、会議が驚くほどスムーズになります。

4. 数字は進捗と質の両方で見る

営業会議では、ただ数字を読むだけでは不十分です。

見るべきポイントは2つ:

 ①進捗(量)

 目標達成率

 受注件数

 商談数

 訪問数

 ②質(中身)

 商談化率

 受注率

 失注理由

 ファネルの詰まり箇所

 トーク・提案内容の問題

数字の「量」だけ追うと、根本原因が見えなくなります。

5. 主要案件の詰まりを特定する

売上の多くは主要案件で決まります。

営業会議では、この案件がどこで止まっているかを明確にします。

決裁者と会えていない

 見積りの根拠が弱い

 顧客内の合意形成が進んでいない

 競合対策が甘い

 ヒアリングが不足している

「止まっている理由」を特定すると、次の打ち手が明確になります。

6. 課題より行動を決める

会議後に動きが出ない理由は、

課題は分かったが、行動が決まっていないこと。

決めるべき行動の例

 来週までに誰に会うか

 どの案件を優先するか

 どのトークを改善するか

 ロールプレイの実施

 上司同行の依頼

「課題→行動」の流れを絶対にセットで扱います。

7. 会議の進行を短く・速く・一点集中で

営業会議はダラダラすると、部下の集中力が切れます。

ポイントは3つ:

1. 優先度の高い議題だけ扱う

2. 1人の持ち時間を短くする(3〜5分目安)

3. 数字読み合わせは事前配布で省略

時間を絞ると、自然に本質的な議論になります。

8. 決まったことを誰が・いつまでにを明確にして終える

最後に曖昧なまま終わると、行動につながりません。

会議の締めでは必ず

・誰が

・何を

・いつまでにやるか

を確認します。

できれば議事録を即日共有するのが理想です。

まとめ

営業会議の基本は、

①課題を明確にし

②数値と質を両方見て

③主要案件の詰まりを特定し

④行動を決め

⑤時間は短く

⑥決めたことを確実に実行する

ことです。

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