営業メモは「記録」ではなく「武器」です。うまく使うと、商談の質が大きく上がります。
営業メモの有効活用方法
1. 忘れないためではなく戦略の材料にする
多くの営業は覚えておくためのメモで終わっています。
しかし本当に使えるメモは、
「次にどう動くかを決めるための材料」
になります。
顧客の発言・感情・状況・キーパーソンなど、次の一手につながる情報を中心に残します。
2. メモの型を統一する
メモの取り方がバラバラだと、見返すときに時間がかかります。
以下のような固定フォーマットをつくると使いやすくなります。
事実(Fact):顧客が言ったこと・数値・状況
気づき(Find):商談中に感じたポイント(例:価格より納期重視)
次の一手(Action):次回の提案・準備事項・アポ候補
→ 商談を振り返る→次に生かす流れが自然に作れます。
3. できるだけその場か直後に書く
時間がたつと、言い方やニュアンスなど重要な情報が抜け落ちます。
商談後5分だけでもメモ時間を確保すると精度が格段に向上します。
4. CRMやチーム内で共有する
個人のノートに閉じるのではなく、CRM・共有フォルダ・Teams等へ転記します。
チームで顧客を理解できるようになり、引き継ぎ・代行対応がスムーズになります。
「誰が見てもわかるメモ」は、チームの資産です。
5. 伏線を書いておくと次の商談で差が出る
たとえば:
「4月に新しい担当者が入る予定」
「秋に設備更新がある可能性」
「来年の予算は〇月に決まる」
こうした未来のヒントを残しておくと、時期を逃さずアプローチでき、他社より一歩先を取れます。
6. メモを見返す振り返り時間を習慣化する
毎週15分でもいいので、過去のメモを読み返す時間を作ります。
出てくる気づき:
案件の停滞原因
集中すべき顧客
提案タイミングのズレ
メモは蓄積して価値が高まるタイプのデータなので、定期レビューが効果絶大です。
7. メモは短くてOK。キーワード優先。
長文にしようとすると続かなくなります。
会話の核心だけをキーワードで記録すれば十分です。
例:「価格△、納期◎」「決裁者:部長」「新拠点→設備増強?」
まとめ
営業メモは「未来の成果を作るための情報バンク」です。
使い方を整えるだけで、提案力が上がり、商談スピードも上がります。


