第1問
AIDMAモデルにおける「M」はどの段階を指し、顧客のどのような心理状態を表しているか?
A. 「Motivation」:商品の価値を理解して購買動機が生まれる段階
B. 「Memory」:商品の情報が記憶され、比較検討の対象になる段階
C. 「Market」:市場の中で商品がどの位置にあるかを評価する段階
D. 「Match」:自分のニーズと商品が一致したと感じる段階
正解:B. 「Memory」:商品の情報が記憶され、比較検討の対象になる段階
解説:AIDMAは「Attention(注意)→ Interest(関心)→ Desire(欲求)→ Memory(記憶)→ Action(行動)」の略。中でも「Memory」は、購買までにタイムラグがある商品(高額商品など)で重要視される段階で、他社との比較のため記憶されている状態。
第2問
AISASモデルがAIDMAモデルと大きく異なる点は何か?
A. 顧客が商品の価格に敏感になる点
B. 感情よりも理性に訴える広告が前提となる点
C. 顧客が情報を検索し、共有する行動が加わっている点
D. 対面営業よりもマス広告に特化したモデルである点
正解:C. 顧客が情報を検索し、共有する行動が加わっている点
解説:AISASは「Attention(注意)→ Interest(関心)→ Search(検索)→ Action(行動)→ Share(共有)」の略。インターネットやSNSの普及によって、消費者は「自ら情報を探し、体験を共有する」ようになった。この能動的な行動がAIDMAとの最大の違い。
第3問
以下のうち、AISASモデルを活用するのに最も適した商品・サービスの特徴として正しいものはどれか?
A. 日常的に購入される低単価・習慣型商品(例:歯ブラシ)
B. 店頭での衝動買いが多いファストファッションアイテム
C. Webでの口コミやレビューが購買に大きく影響する商品(例:化粧品、家電)
D. 限定キャンペーンを重視する短期集中型のセール商品
正解:C. Webでの口コミやレビューが購買に大きく影響する商品(例:化粧品、家電)
解説:AISASモデルは、ユーザーが「検索し、比較し、共有する」というステップを重視するため、レビューやSNSでの評判が購買に大きく関わる商品に最適。高単価・中価格帯の商品や、パーソナルな使用感が重要視される商材で特に効果を発揮する。
